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山本ビニターの
アドバンテージ

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山本ビニターのアドバンテージ
高周波ウェルダーNo.1の実績と高い溶着技術、
さらにPVC生地に精通しているから可能な加工とは。

塩化ビニル(PVC)やポリウレタン、EVAなどの熱可塑性プラスチックシートの溶接には、高周波誘電加熱が最も適しています。プラスチックシートの溶接をウェルダー加工と言い、その加工装置を高周波ウェルダーと呼びます。高周波ウエルダーの装置は、高周波誘電加熱装置の中では最も多く稼働しており、全国で数万台に上がるものと見られます。

■高周波ウェルダーとは

高周波ウェルダーは、2枚のシートの溶着部を重ね合わせ、この部分に一定の圧力をかけながら高周波誘電加熱によって温度を80℃~150℃まで上昇させ、半液相状態まで溶かしてつなぎ合わせた上で冷却し、固相状態とします。図aは、高周波ウェルダーの概略図です。高周波発振器の上電極と下電極の間にプラスチックシートを挟んで電極自身に圧力をかけるとともに高周波電界を与えて、シート温度が80℃以上になるまで加熱すると、シートの溶着部が溶け、適当なタイミングで高周波電界を断つと冷却されて両者が一体化されて接着します。


図a

高周波ウェルダーの特徴は、
(1)一対の電極間の中央部が最高温度となり、理想的な溶着ができる。
(2)電極の形状を変えることができ、その部分の局部加熱ができる。
(3)一対の電極により加熱と冷却を同位置で連続して行うことができる。
(4)加熱の制御が簡単でかつ正確であり、品質の一様な溶着ができる。
(5)溶着加工の速度は速く、大量生産に向いている。
などがあげられます。

■きれいなウェルダー加工に不可欠な山本ビニターのノウハウ

精密できれいなウェルダー加工を行うためには、加工素材であるプラスチックシートの電気特性を知ることが重要です。ご参考までにウェルダー加工に最も使用されている塩化ビニルPVCの電気特性を図b、c、d、eに示します。


  • 図b

  • 図c

  • 図d

  • 図e

誘電加熱され易さの目安となる誘電率(ε)、誘電力率(tanδ)は、周波数や温度により変化します。精密で綺麗なウェルダー加工を行うためには加工素材に合わせた最適な加工条件を加工装置自体で整える必要があります。加工内容にあった高周波ウェルダーを選定し、加工条件を精密に制御することが重要になってくるのです。

山本ビニターは、高周波ウェルダーのNo.1メーカであり、かつ60年以上に亘りPVC素材の加工知識、ノウハウを蓄積しています。ウェルダー加工は、加工条件をいかに最適化するかを知り尽くしたプロ集団の山本ビニターにお任せ下さい。